住宅購入記録(物件選び編)

さて、3月くらいからひたすら物件を探していました。

①新築マンション→②中古マンション→③戸建て→①新築マンション

とグルグルと回っていました。

そして、ほぼ決めかけた新築マンションがあったのですが、やはり断念。

毎回モデルルームではテンションが上がり、家に着くと冷静になるのでした。

この原因はグルグルと回った理由は前提条件を夫婦で決め切れていなかったことだと分析しています。

この奮闘の記録を備忘録も兼ねて記述しようと思います。

我が家の条件

・夫婦、子2人の4人家族

・子供は3歳、0歳。

子供(3歳)は認可保育園入園済

・勤務先までの乗車時間は夫婦ともに30分以内(最寄り駅は別)

・高校生または大学卒業後にはリセールしたい。

・車は所有していない。

物件選びの前提条件

そもそも新居探しの理由としては、現住居の不満は狭さと設備の老朽化の2点です。

我が家の条件の通り、夫婦の勤務先までの時間は許容範囲であり、立地(利便性)には特段の不満はなかったのです。

それなのに物件価格と居住地を天秤にしながら、検討したことで迷走したことが大きいと思います。

郊外にすれば安価だけど利便性は落ちる、うーん…

ここで立地を変えることによって得られるメリット・デメリットを少し整理してみます。

立地を変えるメリット

  • 魅力ある駅への引っ越しが可能
  • 新たな環境で得られるわくわく感
  • 駅徒歩時分の短い場所に引っ越しが可能

立地を変えるデメリット

  • 保育園の転園手続きが面倒
  • 保育園難民になるリスク
  • 駅選定によっては通勤時間が伸びる
  • 慣れ親しんだエリアを離れる

メリットはやはり、新しく、魅力のある環境を「選べる」ということがポイント化と思います。

ただ、ここで問題となるのが、このメリットを享受できる物件は購入のハードルが高い点です。

家族4人となると最低でも70㎡以上の3LDKは欲しいですが、良い立地の場所は軒並み7000万超えです。

年収の7倍程度を住宅ローンにすることが望ましいと言われているので、年収は1000万以上あることが望ましいですが、世帯年収1000万以上は非常に少なく、普通のサラリーマンでは手が届きませんね。

となると、思考回路としては、「物件価格を下げる」ということが優先されます。

物件価格を下げるということは、次のような選択を取ることになります。

  1. 駅からの距離を緩和する(徒歩15分以上)
  2. 乗車時間を延ばす(≒郊外を探す)
  3. 中古マンションを検討する

駅からの距離を緩和する

駅徒歩15分ほどまで緩和すると、それなりに物件価格は安価になります。

ただ、雨の日の通勤、子供の送り迎え、という点がどうしてもネックです。

電動自転車で子供を乗せてびしょびしょになりながら走るのは中々大変だよ!と妻も難色を示します。

リセール時にも価格の下落が大きいことが想定されるので購入には至りませんでした。

乗車時間を延ばす

郊外を選択することで、物件価格は安価になる傾向です。

トータルの通勤時間としては、駅近の郊外物件と駅から遠い利便性の高い駅では、変わらないケースもあると思います。

新築に限って言えばそこまでコストメリットのある物件もなく、購入には至りませんでした。

中古マンションを検討する

そこで中古マンションに切り替えるとストックの多さから、選びたい放題になります。

ここで、「駅徒歩時分」・「保育園、小学校等の距離」・「駅の魅力」・「価格」などを選べるようになります。

つまり、新築時は許容していた点(駅からの遠さ、広さ、日当たり等)が、中古検討となると選べる立場となるため、急に対象外になります。

例えば、私の場合は日々の暮らしや、ハザードの観点から「駅から10分以上」や「70㎡未満の3LDK」、「1階」などは対象外になりますね。

これらを許容する物件は、物件または駅に魅力がないと候補として出てこないな、と再認識しました。

そして、中古マンションの最大のポイントは八百屋のごとく、随時マーケットに商品(物件)が出てくる点です。

現時点で好みの物件が無くても、将来的に売り出される可能性があるということです。

というわけで、我が家は購入を迫られているわけではないため、好み物件が出てくることを待つ方針としました。

とはいえ、ダラダラと調べていても決まらないので、今年の上期には決めたいと思います。

吉と出るか、凶と出るか、ドキドキしながら引き続き家探しの旅にでます。

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