子供が2人になったので、住宅の購入検討を始めました。
簿記的に言えば建物なので「資産と負債」ですね!
物件価格や住宅ローンのサイトを色々とみてると徐々に金銭感覚がおかしくなってきた気がするので、一度冷静になるべく簡単にシミュレーションしてみました。
住宅ローン6400万円を組む場合に、年収800万円、毎月の支出額27万円、子供の数が2人という条件で、破綻するケースなのかどうかを分析してみます。まず、住宅ローンの返済計画を立て、それに基づいて月々の支出や将来的なリスクを考えてみます。
- ローン額: 6,400万円
- 年収: 800万円
- 月々の支出: 27万円(2023年の実績より)
- 子供の数: 2人
- 金利: 年間1.0%(固定金利で計算)
- 返済期間: 35年
金利、ローン額、返済期間を基に、月々の返済額を計算します。ここでは、簡単な計算式を使って概算します。
- 収入と支出のバランス
- 将来的なリスク: 子供の教育費、ローン金利の変動、予期せぬ出費(修繕費など)
- 収入の変動: 仕事の不安定さ、リストラや病気による収入減
計算と分析に進む前に、おおまかな理解を深めてみます。
年収800万円から税金や社会保険料を差し引くと、手取りは大体600万円程度になります。
毎月の支出が27万円で、さらに住宅ローンの返済が加わると、家計のバランスは非常に厳しくなりそうな気配が感じられますね。。。
特に、子供の教育費や予期せぬ出費が発生した場合、家計はさらに圧迫されそうです。
それではもう少し具体的な分析を行い、どのような状況で破綻する可能性が高まるのかを見てみます。まずは月々の返済額を計算します。
月々の住宅ローン返済額は約180,663円になり、年間で約2,167,954円の返済が必要です。手取り年収を大体600万円(年収の約75%を手取りと仮定)とすると、年間返済額は手取り収入の約36.1%を占めます。
一般的には返済額は手取りの25~30%と言われていますが、理想的なのは20%位です。
https://o-uccino.com/front/articles/52282
これは赤信号に近い黄色信号
- 家計のバランス: 手取り収入から住宅ローン返済と毎月の支出(27万円×12ヶ月=324万円)を差し引くと、残りは95万円程度です。これは年間を通しての残額で、子供の教育費や予期せぬ出費(病気、家の修繕など)には十分ではない可能性が高い。
- 将来的なリスク: 子供が大学に進学するなどの大きな教育費用が必要になる場合、給料の減少や失業などのリスクが家計を圧迫する可能性がある。
- 破綻の可能性: 現状で返済に充てられる収入の割合が高いため、少しの収入減や予期せぬ支出で返済が困難になる可能性がある。
このケースでは、年収800万円であっても、住宅ローン6400万円の返済は家計にかなりの負担をかけることが分かりました。
子供の教育費や予期せぬ出費を考慮すると、破綻するリスクは無視できません。
よりリスクを避けるためには、ローン額を減らす、返済期間を延ばす、収入を増やすなどの対策が必要と思います。
返済期間は一般的な35年間で設定しているので、これ以上は中々難しいですが。
実際には共働きなので、もう少し年収に余裕はありますが、当てにしすぎるのも危ないと思います。
6000万円台は背伸びなんだな、と確認できました。
自己研鑽による収入増や、資産運用などを通じて引き続き稼ぐ力を磨きつつ、物件探しの旅を楽しもうと思います。