住宅購入記録(インスペクション編)

物件を探して早半年。

立地の良い新築はタワマンばかりな中で、妻はタワマンNGという要望もあり、非常に難航しておりました。

色々と考えたものの、結果、駅近の中古マンションとすることに。

良い立地の物件は比較的古いものがあり、3~40年以上の経年はザラです。

そうなると、建設業界の新設・維持管理の技術者としては、構造物の状態が気になるわけです。

個人的には軽微なひび割れは気にするものではないと思っています。(資産性には影響あるかもしれませんが。)

建設時の収縮ひび割れもあるだろうしね。

個人的には構造体力の過半を占める鉄筋・鉄骨部分になります。

つまり、過去の地震等で基部に鉄筋が露出しているか、しそうなひび割れは発生しているか。

臨海部であれば、塩害によるかぶり部分の浮きなども挙げられます。

こういった簡易な調査をお願いする場合はインスペクションが有効になると思い、

物件申込書に記載すると、仲介業者はかなり抵抗気味。

理由としては、次の部分をあげています。

・買主側の負担になること。

・専有部分以外は管理組合の許可が必要

・売り主側が嫌がること

これらを言われると中古マンションではインスペクションは出来ないのですよね。

一般的ではないのは知っていましたが。

買い手側が構造体としての健全性を担保する書類が手軽に得られると良いのにな、と思った次第です。

もう少し情報の透明性が増した不動産売買がなされる日は来るのでしょうか。

物件選びに右往左往していた記録は次の記事です。

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