皆さん、2月に入り人によっては年度末業務に忙殺され始める人が出てきているのではないでしょうか。
私はそんな世の中の忙しなさを感じながら子供送迎や家事育児に精を出しています。
そんな時期ですが、先日簿記3級をアラサーになりながら今更取得しました。
きっかけは岸田首相の2023年の次の発言です。
「リスキリングへの支援を抜本的に強化していく中で、育児中など様々な状況にあっても、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押ししていく」
朝日新聞
私は良いことだな~、と思ったのですが、育児経験者等々から袋叩きにあっていましたね。
ただ、本当に育児をしながらリスキリングができるのか、謎の挑戦心が沸々と湧いてきました。
やってやるか。。。!
というわけで育児休職中にどこまでリスキリングできるか、挑戦をしています。
リスキリングで自分の見聞やスキルの向上ができれば本業でも活躍間違いなしです。
まずリスキリングを考えた際に色々な内容が考えられますが、対象内容は次の項目を重視することにしました。
- 成果として定量的に実感できるもの(ex:合格またはスコアが分かるもの)
- 育児休職中の3か月間で実感できるもの
- AI、データサイエンスを業務に生かせないか考えているため、それらに活かせる要素
- 株式投資、企業業績に関心があるためそれらに活かせる要素
重視したポイントの中でまずは、挫折をせずに短期間で成果が出るかつ、財務諸表が少し分かるようになる、ということを期待して簿記3級を勉強してみることにしました。
さて、育児中のリスキリング、ということで肝心の育児を疎かにしてはいけません。育児・家事を手伝ってくれると期待していたのに一人黙々と机に向かっていては本末転倒です。
さらに、出産後の母親は心身ともに不安定になることが多いので、適切なケアが不可欠です。
ということで、まずは次の項目を心掛けることにしました。所謂前提条件ですね。
- 新生児のおむつ替えやミルク作成は極力実施。妻には授乳に専念してもらえるように。
- 長男の保育園送迎、休日の遊び
- 家事(掃除、ごみ捨て、毎食の調理、食材の買い物)
- リスキリングだけでなく、夫婦の会話も重要
この条件を心掛けてみたところ、多少のリスキリング時間を生み出すことができています。
特に最後の夫婦の会話は重要です。いろいろな会話は不可欠です。
午前中にリスキリング、午後は家庭重視という方針で取り組むことにしました。
その結果、2~3時間/日は自己啓発できる時間が作れることが分かりました。
さて、いよいよ勉強の中身の話になります。正直、簿記3級であれば、無料のアプリなどでサクッと勉強できるかと思いましたが、体系立てて学べていないせいか今一つ理解が深まっていない感触がありました。
そこで色々と調べたところ、CPAラーニングという無料のオンライン学習サイトを活用することにしました。
- 簿記をはじめとする会計コンテンツが無料で動画受講可能
- 動画だけでなくテキスト、問題集も無料
- 模擬試験も受験可能(3回分)
これで受講コマも23講義(約16時間)とスキマ時間で学べる点もありがたかったです。
基本的には受講に加えて、CPAラーニングでDLできる無料テキスト+問題集も各章ごとに取り組んでいました。
CPAラーニングほど充実した無料コンテンツを有するサイトはなかったのですが、模擬試験(CBT方式:テストセンター)は別サイトも活用しました。
【おススメ】CPAラーニング | 計3回。テストセンター形式で可能なので本番に近い |
【オススメ】Net-School | 計3回。テストセンター形式で可能なので本番に近い |
Study-Plus | 部分試験。補助扱い。 |
この模擬試験でいずれかの回で100点が取れることを確認出来たら、実際にテストセンターに申し込んでみました。
テストセンター申し込みまで勉強に要した時間としては、約40時間になります。
受講(16時間)+復習(8時間)+模擬試験(6時間)=約40時間
簿記3級の平均勉強時間としては、50~100時間と言われているので、若干効率が良い程度でしょうか。
簿記3級合格に必要な勉強時間:50~100時間
Studying
少しの時間を確保できれば誰でも取得できるレベルかと思います。
受講形式は本当におすすめです。CPAではなく、youtubeにも似たような講座があるのでそれでも良いと思います。
お恥ずかしながら、私はyoutubeプレミアム会員ではないのでCMがネックでした。
自分に合う講座に出会えると理解も深めやすいと思います。
個人的にはひとまず簿記3級が取得できたこともあり、次のリスキリングに向けて頑張っていきたいと思います!