先日、育休を始めてなんとか簿記3級を取ったことを記事にしました。
実は意識の高さを保ち、簿記3級取得後から続けて簿記2級の取得を目指していました。
もちろん、3級に引き続きお金をかけずに、です。(参考書等は未購入)
そしてつい先日無事?合格しました!
一カ月を若干超えていますが、2月下旬に外耳炎~帯状疱疹と発熱・痛み等で寝込んでいた時期があったので、実質1か月と言っても過言ではないでしょう!笑
本記事ではこの合格までの軌跡と活用した無料の参考書・サイト・模擬試験などを報告したいと思います。
お金をかけずに、手軽に勉強してみたい!という方の参考になれば幸いです。
先に実際に取り組んだことは次の通りです。
- ①CPAラーニングで商業簿記を1講義毎に受講⇒問題集を解く(1回、1.5倍速)
- ②CPAラーニングで工業簿記を1講義毎に受講⇒問題集を解く(1回、1.5倍速)
- ③CPAラーニングの模擬試験(全3回受験⇒回答・解説を聞きながら100点の回答となるように復習)
- ④ネットスクールの模擬試験(全3回受験⇒回答・解説を聞きながら100点の回答となるように復習)
- ⑤簿記検定ナビの予想問題を1回」
取り組み内容など含めて少し説明していきます。
なんで続けて2級を取得するの?
そんな素朴な疑問を持つ方も多いと思います。
私の取得目的は次のような理由です。
- 実際の決算報告書(財務諸表)をもっと理解したかった
- 簿記2級まで会社の補助が出る
- 連結会計を理解したかった
- 3級は内容として物足りなかった(本質的な理解に至らなかった)
と、色々とありますが、経理業務を少し理解したほうが一つ一つの業務に納得感で出ると思ったところが事実です。
では、簿記2級は一体どのくらいの勉強時間で取得できるものなのでしょうか。
簿記検定に合格するまでに必要な勉強時間は一般的に、簿記2級は100~200時間以上。
1日に1時間~2時間の学習時間が確保できるのであれば、簿記2級は3~6ヶ月。
Studying
簿記3級の必要勉強時間は50~100時間以上と言われていたので、約2倍の勉強量が必要になります。ただ、私の育休は3カ月のため、ゆっくり勉強に費やす時間はありません。
とはいえ、試験に合格するだけが目的ではなく、きちんと中身を理解したい。ということもあり、簿記3級同様、CPAラーニングの受講を中心に勉強を行いました。
簿記2級は商業簿記と工業簿記という経営管理の知識を有することを示す資格です。
気になる方は次のリンク先を参照ください。
CPAラーニングは次のリンク先から無料で参考書・問題集・模擬試験、動画講義が活用できる超便利サイトです。
動画講義はちょっとした実務上の小ネタもあり、参考書を読むよりイメージがつきやすいです。
商業簿記、工業簿記ともに動画講義を1.5倍速でみます。
速度は個人差があると思いますが、喋る速度、黒板への記載速度などが1倍速だとやや遅く感じたので1.5倍速にしていました。
動画講義を終えると、ざっと参考書を振り返り、問題集に取り掛かります。
簿記3級は全部で23講義に対し、簿記2級は商業・工業簿記を合わせて、37講義あります。
1日1~2コマ受講することで、1か月以内に受講完了が可能です。
個人的には商業・工業ともに覚えることが増えたので、早めに受講し終えて、全体を復習できる時間を作ったほうが良いと思いました。
工業簿記を終えるころには税効果や連結会計などが曖昧になっていましたね笑
とはいえ、模擬試験を解きながら少しずつ思い出せるので、まずは受講を終えることが重要かと思います。
模擬試験としてはほぼ3級と変わりませんが、次のサイトを活用しています。
【おススメ】CPAラーニング | 計3回。テストセンター形式で可能なので本番に近い |
【オススメ】Net-School | 計3回。テストセンター形式で可能なので本番に近い |
簿記検定ナビ | CBT形式ではないものの、解説は丁寧。 |
テストセンター受験の方はぜひCBT形式で練習してみてください。
受験時間も簿記3級の60分から簿記2級は90分に増えているので、問題の解く順番なども重要です。
私はCPAのおすすめ通り、「1問目⇒4問目⇒5問目⇒2問目⇒3問目」の順番で解きました。
模擬試験を解いていてわかるのですが、CPAラーニングの問題は若干優しめです。
ネットスクールの方が少し難しいように感じたので、ぜひ複数サイトでの練習をおすすめします。
私は建設分野の業務に従事していますが、建設仮勘定や、圧縮記帳など業務に関係する部分も多くあり、非常に勉強になったと思います。
これらの勉強になった部分は社内外の調整・協議等にも役立つと思います。
また、企業の財務諸表だけでなく、家計の見方も複式簿記的な見方ができるようになり、家計管理がまた少し楽しくなってきました。
今回の資格取得を公私ともに生かしながら引き続き頑張っていきたいと思います。